コンプリート・バードランドの夜 Vol.1
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商品カテゴリー: | インディーズ,ジャズ,フュージョン,ミュージック,ポップス,JPOP
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収録曲: | アナウンスメント by ピー・ウィー・マーケット, スプリット・キック, ワンス・イン・ア・ホワイル, クイックシルヴァー, チュニジアの夜, メイリー, ウィー・ドット(別テイク) (ボーナス・トラック), ブルース (ボーナス・トラック),
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セールスランク: | 23180 位
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参考価格: | 1,615円 (税込)
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ハード・バップというジャンルが、1954年2月ニューヨークの名門クラブでのライヴで頂点に達したことは紛れもない事実である。高度な技術と知性を誇ったビバップに、ブルース、ファンク、ソウル、ゴスペルといった力強い要素を加えて完成したのがハード・バップであり、その後のジャズ界の主流となっただけでなく、今日に至るまで典型的なジャズの王道として君臨している。 このライヴでのラインアップはジャズ界における1927年のヤンキースとも言うべき強力な布陣。トランペットのクリフォード・ブラウンはマイルス・デイビスのクールに代わる、ホットなスタイルの象徴だった(バラード「Once in a While」を聴くだけでも入場料を払う価値あり)。ピアノのホレス・シルバーのドライブ感・疾走感あふれるサウンドは、ファンキーなハード・バップ美学の典型。アルト・サックスのルー・ドナルドソンとベースのカーリー・ラッセルはすでに数えきれないくらいの重要な作品に共に参加してきた。ここからハード・バップ史上最も偉大な3バンドが生まれていった。ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズ、シルバーのクインテット、クリフォード・ブラウンとマックス・ローチのクインテットである。このアルバムのラインアップは短命に終わったが、その影響力は多大なものであった。バードランドでのこのライヴを全部聴きたい方は、『A Night at Birdland, Volume 2』も聴いてみるのをおすすめする。『Birdland, Volume 1』に匹敵する傑作だ。(Marc Greilsamer, Amazon.com)
ハード・バップの着火となった歴史的ライブ
モダン・ジャズの殿堂、バードランドでの歴史的ライブ録音。アート・ブレイキー自身にとってもジャズ・メンセンジャーズの前身となるクインテットの旗揚げながら、ハード・バップと呼ばれる東海岸の黒人達によるバイタルなジャズへの巻き返しの着火点となった記念すべきアルバムである。主役はもちろんアート・ブレイキーだが、最も注目すべき新人、クリフォード・ブラウンの神話が生まれたモメントでもある。ライブの熱気とブラウン、ルー・ドナルドソンのフロントラインの激しさは、「これぞハード・バップ」というベースを作ったエキサイティングなものだ。音楽監督としてはホレス・シルバーが全体をコントロールしているが、その中で自由に吹きまくるブラウンのソロは火を吐くという形容が最もふさわしいくらいに鮮烈である。僕個人としては、ブラウン=ローチの双頭コンボ以上にこのときの演奏は気に入っている。おそらく、それはバードランドという場所の持つ魔力と個々人のエネルギーがスパークした瞬間への感動なのだろう。また、全体的に明るい曲想がブラウンやブレイキーの人柄とこの上なくマッチしているように思える。スプリット・キック、クイックシルヴァー、チュニジアの夜、メイリーなどのバップチューンもさることながらブラウンをフィーチャーしたワンス・イン・ア・ホワイルの希望に満ちた雰囲気の中で、ライブは歴史的傑作のドキュメントとなったのである。
まさにその場にいるような臨場感
落ち着きながらも、素晴らしいプレイを魅せつけるアート・ブレイキー
こんなにハード・バップのプレイが出来たのかと驚かされるルー・ドナルドソン
アドリブでの楽しいノリが好印象なホレス・シルヴァー
これが駆け出しの頃の演奏だとは思えないブラウニー
全てのプレイヤーが熱狂的にプレイしていて素晴らしい一枚。
本当にタイムスリップでもしてバードランドで聴き入っている気分になれます。
捨て曲なんて皆無です!
古い録音だけど意外と音質がいい
1954年の録音ということで音質については全く期待していなかったのですが、頑張ってリマスタリングしているせいか、結構高音もでていて意外と悪くないです。ただしモノラルです。
もっとも、音質の問題を全く感じさせないほどスリリングな演奏ですから、サンプルを聴いて何か感じるものがあれば購入して損の無い1枚です。
人生を変えた
このアルバムを聴いてもうかれこれ30年経ちますが、今聴いても
感動を呼びます。このライブの観客は当時どんな感動を覚えたのか
うらやましく思います。モノラルで今の録音技術とは雲泥の
差がある録音ですが、感動は音の良し悪しでないなーと感じます
ジャズのライヴって、こんなにスリリングでワクワクさせてくれるんですね!
クリフォード・ブラウンのトランペット、ルー・ドナルドソンのアルト・サックス、ホレス・シルヴァーのピアノ、カーリー・ラッセルのベース、そしてアート・ブレイキーのドラム。五人のソロが火花を散らし、スリリングな演奏を繰り広げてゆくCD。ジャズの面白さを最近知ったばかりのまだ若葉マークの私ですが、演奏家たちが最初から快速調で飛ばすホットな演奏の醍醐味に、すぐに引き込まれました。
1954年2月21日、ニューヨークのクラブになるのかな、「バードランド」で行われたライヴ録音(モノラル録音)。冒頭、ピー・ウィー・マーケットの甲高いトーンの司会から、これは面白い演奏が聴けるんじゃないかとワクワクしたのですが、期待を上回る熱くて、スリリングな演奏でした。
このライヴ演奏を聴くきっかけになったのは、中山康樹『ジャズの名盤入門』(講談社現代新書 2005年刊)のなかで、次のように紹介されていたから。
≪これを聴けば、ジャズを聴く上で理屈や知識や「ワタシ、ジャズを聴いて45年です」といった経験がなんの役にも立たず、ようするにすべては「すごい!」としかいいようのない演奏の前にひれ伏すしかないことがわかる。≫(上記ガイドブック、p.25より)
この文章が誇張でもなんでもないことは、本CDを聴けば納得されるはず。なんせ、ほやほやのジャズ初心者の私でさえ、「これはワクワクする演奏だなあ」と、思わずリピートして聴いたくらい。ジャズとの距離感を一気に近づけてくれたホットなライヴ演奏に、拍手(パチパチパチパチ)
EMIミュージック・ジャパン
A Night at Birdland, Vol. 2 Moanin' Somethin' Else Blowin' the Blues Away Cool Struttin'
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